<対象>
前屈姿勢(首下がり3例、腰曲がり1例)を示す
パーキンソン病患者4症例
平均年齢: 73 歳
<方法>
肋木を使用し首と背筋を伸ばしながら立ち上がる
運動を平均145回/日行いました。
<結果>
筋電図測定により首、背筋を伸ばす筋肉が
多く働いていることがわかりました。
運動により
3例の自分で首を上げる角度 平均 38度
1例の自分で背筋を伸ばす角度 25度
改善が見られ、姿勢が良くなりました。
姿勢が改善し、歩行、飲水がしやすくなりました。
肋木起立運動は首、背中をおこす筋肉が働く運動
で姿勢改善が期待できます。
(九州理学療法士・作業療法士合同学会2015 ポスター発表)