医療法人 羅寿久会 浅木病院|福岡県遠賀郡遠賀町|神経内科|リハビリテーション科|内科|消化器科|循環器科

 

論文・学会・研修報告

 

論文・学会・研修報告

論文・学会・研修報告
 
前屈姿勢異常を示すパーキンソン病患者の姿勢改善を目指した運動療法の試み
2016-01-22
肋木を使用した頸部体幹伸展反復起立運動の
有用性

 

<対象>

前屈姿勢(首下がり3例、腰曲がり1例)を示す

パーキンソン病患者4症例

平均年齢: 73 歳

 

<方法>

肋木を使用し首と背筋を伸ばしながら立ち上がる

運動を平均145回/日行いました。

 

<結果>

筋電図測定により首、背筋を伸ばす筋肉が

多く働いていることがわかりました。

 

運動により

3例の自分で首を上げる角度 平均 38度 

1例の自分で背筋を伸ばす角度    25度

改善が見られ、姿勢が良くなりました。

 

姿勢が改善し、歩行、飲水がしやすくなりました。

 

肋木起立運動は首、背中をおこす筋肉が働く運動

で姿勢改善が期待できます。

 

(九州理学療法士・作業療法士合同学会2015 ポスター発表)

発表ポスター
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